毎月の地ビールと一緒に、仲良しな編集人たちの楽しい会員レターをお届けしています。このページでは会員レターのバックナンバーをご紹介します。

ビアフェスタ 会員レター第 37号

地ビールファンクラブ 会員の皆様へ

発行:2009年10月

皆様、
スポーツの秋、行楽の秋がやってまいりましたが、お変わりなくお過しのことと存じます。
いつもビアフェスタをご利用くださいまして誠にありがとうございます。
運営者一同心からお礼申し上げます。

天守閣の画像

さて今月の地ビールは熊本県熊本市の熊本クラフトビール(有)様からお届けいただきます「熊本クラフトビール」3種類6本のセットでございます。
チェコのウフレクで飲んだ黒ビールの味に衝撃を受け、日本でもおいしい地ビールを根付かせたいとの願いから設立されました。ドイツ産のザーツをメインに、酵母も生酵母のみを使用、さらにこれらの原料を醸造日にあわせて仕入れるため貯蔵による劣化もない、そんな正真正銘の生ビールはOEMでの提供先も多く、黒川温泉限定の「湯上り美人」、鶴屋百貨店の「小町麦酒」、新横浜ラーメン博物館の「こむらさき」などがあり、中身は基本的に共通であります。

旧細川刑部邸(玄関)の画像

さて熊本と言えばまず思い浮かべるが熊本城でしょうか。熊本城の天守閣は、明治10年(1877年)、西南戦争の年に焼失してしまいましたが本丸御殿などは加藤清正公によって創建され、藩主の居間や対面所(接客の場)などに使われた熊本城の中核をなす建物で、宇土櫓(うとやぐら)とともに建立当時の姿を残す貴重な木造の櫓です。 漱石の「草枕」は熊本での生活の中で書かれたものでありますし、「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とす。能々吟味有るべきもの也」の剣術精神性をまとめた宮本武蔵の有名な「五輪書」は、ここ熊本で記されました。そして熊本の「食」と言えば ①馬刺し、②辛子蓮根、③熊本ラーメン、④いきなり団子、⑤朝鮮飴 と雑誌に載っておりました。

ikinari24.JPG

ここで④の「いきなり団子」って何?という方にちょっとご紹介を。 
あんこと生のままのサツマイモをだんごで包み、蒸したもので、3つの味のハーモニーが絶妙。不意のお客様にでも「いきなり」作って出すことができるとのことからこの名前が付けられたといわれているそうです。

さてここで当ファン倶楽部‘ビアフェスタ’のご紹介をさせてください。
ビアフェスタは毎月一度、ファン投票をもとに選ばれた地ビールを

(1)計画生産ゆえにできたて一番蔵出しを
(2)計画配送で美味しいチルド配送によって
(3)管理費用の低減で実現した割安料金で

味わうためのメンバーズ倶楽部です。

世界中の料理文化が繚乱と花咲いている日本で、いつも‘とりあえずのビール’ではさびしくありませんか?
我々が会員の皆様にお伝えしたいものそれは、せめて週末ぐらいは自分へのご褒美を・・・ビールジョッキで豪快に飲むビールではなくて、グラスでまったり味わう地ビールで、過ぎし日の一週間をゆっくりと振り返る、若しくはこれからの楽しい一週間に思いをはせる、なんてとっても素敵だと思いません?
サポートスタッフ一同頑張りますので是非応援してください。日本のビール文化をさらに充実させていきましょう。どうかこれからも長いお付き合いをいただけますよう宜しくお願い申しあげます。

この好季節を快適に過ごされますようにお祈り申し上げます。
地ビールファン倶楽部 ‘ビアフェスタ’ 一同より。

平成21年10月末日

来月のビール「熊本クラフトビール」のご紹介

先代社長が本場ヨーロッパのビールに魅せられ、平成9年熊本クラフトビール、併設のレストラン駅前地ビール館を創業。チェコのビール職人から指導を受ける

美味しいビールは美味しい水から

地下水豊富な国熊本の伏流水を使用(一部湧水) 原料のほとんどが水で出来ているビール。美味しいビールは美味しい水からをモットーに仕込み前には湧水を求め片道1時間かけ阿蘇へ。

熊本クラフトビールの地ビールのご紹介

熊本クラフトビール - 湯上り美人

ジャパンビアカップ銀賞
フルーティな香りでマイルドな苦味のコクある味わい

熊本クラフトビール - 湯上り美人ダークラガー

ジャパンビアカップ銀賞
コクと香りが豊潤でまろやかな苦味の黒ビール

熊本クラフトビール - 湯上り美人プルスナー

インターナショナルビアコンペティション銅賞
ホップが効いていてスッキリとした喉こし

作り手のご紹介

鳥井誠人
将来の夢は建築家!
と言っていた私もこの仕事(ビール造り)に就いて早10年(現在29歳)。幼少の頃に思い描いた夢にビール職人なんてありませんでした・・・しかしモノ造りと言う観点からみると、やはり自分で納得できるもの、お客様に喜んでいただけるもの、を造るという事に変わりありません。これからも全国の地ビールファンのみなさまに‘美味しかった’と言っていただけるようがんばっていきます!

来月のビール「ロコビア醸造所」のご紹介

繊細で綺麗な美味しいビールをつくる

ロコビアは1998年4月1日に製造を開始しました。地ビールとしては国内最小の部類のブルワリーです。(工場は10坪ほど)ビールを作り始めた当初は、海外にて麦汁を製造委託し、それを濃縮した状態で工場まで運び、工場で加水還元てして製造していたため、味の調整が出来ず、結果として日本人が好む味にする事ができませんでした。しかし、心機一転、設備を入れ替え、製造そのものを自社製造に切り替えました。その後は世界で評価される千葉県の地ビールを作る目標を掲げ、今までやって参りました。目標到達まではまだまだですが、世界、日本でも少しづつ認められる地ビールを作ることができました。
ロコビアの地ビールは世界最大のビールコンペティション(ワールドビアカップ)では入賞(銀メダル)を獲得し、モンドセレクションでは連続して金メダルを獲得できました。国内開催のビールコンペティションにも毎回挑戦しており、ジャパンビアカップでも金メダルをいただきました(ドイツエールビール部門)。

ロコビア醸造所よりお届けする地ビール

佐倉・香りの生

ケルシュタイプのビールです。フルーティーな香りと風味があるビールで、すべて一級の素材を選んで作っており、苦味とモルトの甘さが絶妙なバランスです。淡色でとっても飲みやすく、何杯でも飲めそうな、そんなビールです。
*最近の受賞した賞
2008年 ジャパンアジアビアカップ 金賞、  2008年 千葉県優良県産品として推奨されました、 2009年 ジャパンビアカップ 銅賞、 2009年 ビアセレクション 金賞

佐倉・芳醇麦酒

下面発酵のピルスナータイプのビールです。レモンにも似た柑橘系の香りがするニュージーランド産ホップ使用しており、ボディーも豊かで苦味もやや強めになっています。
*最近の受賞した賞
2004年 モンドセレクション 金賞 、2008年 千葉県優良県産品として推奨されました 、2009年 インターナショナルビアコンペティション 入賞

ココナッツドラフト

ポーターと呼ばれる黒ビールにココナッツのアロマを加えました。麦芽と乳糖による甘さを〈ホップ〉の苦味が際立たせています。デザートビールという発想で作ったビールです。
*最近の受賞した賞
2008年 ジャパンアジアビアカップ 金賞 、2008年 千葉県優良県産品として推奨されました、2009年 千ビアセレクション 2009 プラチナ賞、2009年 インターンショナルビアコンペティション 入賞

横綱トリペル

ベルギービールの 『トリペル』と呼ばれるスタイルのビールで、スパイシーでフェノーリックなフレーバーが強く色合いはやや濃い黄色のビールです。シャンパンのようにビン内で2次発酵を行い自然の炭酸を造りだしています。ろ過は行っていませんので全体に酵母のニゴリがあり、ビン底には酵母の澱が沈殿しています。グラスに注ぐ際には、澱をビン底に残すようにゆっくりと注いでください。

作り手の紹介-----鍵谷百代(かぎたにももよ)

創業1998年から、ひとりで仕込み~ビン詰め(出荷)までの全ての工程に携わり1年産休をしましたが、現在も変わらずひとりでビール造りをしています。

編集後記

この三連休を使って家族で長男の住む青森十和田に行ってきました。初めて高速道路の大幅割引を受けたかったことと、飼っている犬のヨークシャーと、全くなついてくれなくて未だに噛みまくる野うさぎちゃんと、ほとんど意思疎通を諦めているハリネズミの3匹を連れての700キロを超える大移動をしたかったためでした。この旅で感動したこと、「八甲田山の紅葉」、これはもう山全体が燃えているというか黄金色に輝いており数年前に見た奥入瀬渓谷を越えているのではないかと思いました。年とともに紅葉の美しさに心震える自分を驚いております。実際紅葉に感動し始めたのはここ数年前からのような気がするのです。二つ目は長男いる大学祭でみた学生による「学生プロレス」。知らない人も多いと思いますがこの面白さは涙が止まらんでした。生きているエネルギーを全て笑いに変える彼らに拍手喝采です。そして3つ目は帰りの渋滞で青森から10時間の運転になるとわかった時点で途中で高速を降りて何気なく立ち寄った日本三景の一つの陸前「松島」。風流人を魅了した風光明媚な島々で紺碧の海に松の緑も眩しい八百八島が浮かんでおりました。当然青森では最高の肴とビールを大いに楽しんできましたがやっぱり一番美味しかったのは往復1600キロを運転して無事自宅に着いた後の風呂上りのビールでした。お酒の美味しさが味覚からだけでなく達成感の充実度と心地よい疲労度に応じていることを感じた瞬間でした。(さ)

「秋こそビールが美味しい!ドイツのビール祭りも10月ですし、さわやかな秋はビールにぴったりのような感じがします。ここでビールの物理と化学を少し。ビールの泡は五角形の14面体だそうです。このビール特有の泡が苦みを緩和したり、炭酸ガスを逃さない役割を果たしています。その構造を壊す脂や脂質は泡の構造を混乱させるので、本来はお勧めできません。ビールのおつまみも気を配りたいですね。またキンキンに冷やすと味も香りも低調になります。ビールを冷蔵庫から取り出してグラスに注ぐときにがベストの6~8度になっています。ビールを泡の比率は7対3を守り、低気圧時にはビールを避ける。これは低気圧だと泡立ちが多くなるからです。ビールに愛を注ぐ、それが秋にビールを美味しく飲むコツにつながります。(か)

台風が過ぎ去り気がつくと早朝の寒さにびっくりする日があります。風呂に入るのも夏場は40度でも熱かったのが42度でも物足りない季節になろうとしています。さて、パンジーの種は暑い時には発芽することができないのことをご存知でしょうか。20度以下にならないとだめなのです。私は10月に入りパンジーの種をまき発芽を待ちました。5日ほどで発芽したのですが成長は夏場とは違いじっくりとしたものです。厳しい冬場を乗り切るために1つ1つ鍛錬をしながら成長して来春にはかわいい花を咲かせるのです。我が家の娘ももうすぐ20歳。まだ、人生の冬は経験していなのでしょう。相変わらずのんきなことばかり言っています。娘が男なら酒でも交わしながら話をしてみたいところですが娘にとって親父はうっとうしいようです。残念!(な)

10月の3連休に東京の日比谷に武井伸吾さんの写真展を観に行きました。武井さんは星景写真家で、岐阜、長野、海外等で撮った写真が並べられてあり、特に夜の雲海に雷が光る写真はすごくお気に入りでした。ご本人とも少し話せて満足で、帰路につこうと日比谷から丸の内に歩いて向かいました。丸の内は私が大好きなお洒落なスポットで、ヨーロッパの町並みを思い出します。新しくなった三菱地所(お洒落なお店やレストラン、美術館も入っています)や、仲通りには人が多く、秋らしい晴れた日を満喫していました。前置きは長かったですが、今日はこの近くに私がたまに訪れるベルギービールのお店の紹介です。今回は寄りませんでしたが、東京フォーラム近くのTOKIAに世界最大のビール醸造メーカーInbev社の公認ブランド“Belgian Beer CAFE”の日本2号店(1号は大阪)があります。醸造企業直営だからこそ、ここでしか味わえないビールや入れ方にまでこだわりがあり、美味しいベルギービールが飲めます。秋の夜、テラスに座りゆっくりとベルギービールを味わってみたいですね。(く)

滞在中の札幌のホテルで、ビアホールに気になるノボリがありました~初めての体験“0度以下”で味わうハイネケン~。HeinekenExtraColdという銘柄で、氷に覆われた専用のドラフトタワーからサーブされるビールだそうです。通常ビールは5度くらいからが飲み頃で、0度以下となるとチルヘイズという白色混濁が生じてしまい口当たりが変わってしまいます。以前、キリンさんがアンハイザー・ブッシュ社と共同開発したアイスビールを発売したことがありますが、これはマイナス3度で凍らせてろ過するアイス製法によるもので、0度以下で飲ませるものではなかったはずです。気になりますね~、今回は飲みそこなったけど一度は体験したい(わ