ビールの起源は古く、記元前3000年代の終わりごろの古代メソポタミアの粘土板に、世界でもっとも古いといわれるビールの記録が残されている。メソポタミアのシュメール人がパンを作る過程で偶然にビールを発見したのがはじまりだといわれているが、これは酵母が発見される前の自然発酵の原始的ビール。この原始的ビールを受け継ぎ、現在のビールの原形をつくったのがエジプト文明である。なお、べルギーでは現在でも自然発酵ビールの製法を踏襲しており、今も木製の桶でビールが醸造されている。 そのほかビールの主要国として、ドイツ、イギリス、アメリカなどで古くからビールがつくられている。そして日本では、地ビール元年といわれる1994年に、ようやくビールの自家醸造が解禁となった。ちなみ日本では、年間60キロリットル以上のビールまたは年間6キロリットル以上の発泡酒を製造・販売できれば、それぞれの製造免許が与えられる。